皆さんこんにちは(^^♪
☆大倉山駅からエルム通りを歩いて5分、大倉山整骨院です☆
どんな病気か
特定の末梢神経の支配領域に、発作性、反復性に痛みがみられる場合、神経痛と呼びます。
痛みは、針で刺されたような鋭い痛みで、不規則な間隔で繰り返し起こりますが、長時間持続することはありません。
原因が不明な特発性の神経痛と、原因として炎症、腫瘍、外傷などがある明らかな症候性の神経痛とがあり、帯状疱疹後の神経痛などはそのひとつです。
神経痛には三叉神経痛、舌咽神経痛、後頭神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛などがあります。
ここではこれらの神経痛を中心に述べます。
症状の現れ方
(1)三叉神経痛
三叉神経は顔面、口内粘膜、歯の感覚を支配している神経で、左右3本の枝からなっています。
このどちらかの枝の支配領域に、数秒から1分くらいの発作性の鋭い痛みが認められます。
この痛みの発作は繰り返し認められますが、発作と発作の間には無症状です。
一般に、三叉神経の第2枝、第3枝に高頻度でみられ、歯磨きの際に誘発されやすいなど、痛みの発作を誘発する特定の誘発領域が認められます。
三叉神経の腫瘍、多発性硬化症、帯状疱疹などに伴ってみられる症候性のものと、特発性の神経痛とがあります。
しかし、最近、特発性の三叉神経痛の原因として、動脈硬化などで蛇行した血管が三叉神経を圧迫して症状を起こしていることがわかってきました。
そのため、厳密には特発性とはいえなくなっています。
(2)舌咽神経痛
舌咽神経の支配領域である舌根、口蓋扁桃、咽頭側壁などの神経痛です。
嚥下、会話、咳などで誘発されることが多くみられます。
三叉神経痛に比べてまれです。
(3)後頭神経痛
第2、3頸神経領域の神経痛で、後頭部の大後頭神経や小後頭神経の支配領域に神経痛が認められます。
(4)肋間神経痛
特定の肋間神経にみられる神経痛で、帯状疱疹後にみられることがあります。
(5)坐骨神経痛
坐骨神経の支配領域に沿った痛みで、大腿背面から下腿、足背部などに痛みがみられます。
椎間板ヘルニア、腰椎症による第4腰神経~第3仙神経の神経根の圧迫により生じることもあります。
腰痛と関連して頻繁にみられます。
病気に気づいたらどうする
その原因に対して適切な治療を行っていくので、相談に来てください。