爪は健康のバロメーター

最近、自分の爪をよく見たことがありますか?

爪は健康のバロメーターと言われ体調を反映します。

①縦に線が入っている

原因は老化と乾燥です。肌と同じように爪も乾燥に弱く、乾燥することで老化を早めます。対策としては老化を早めないようにこまめハンドクリームやネイルオイルを塗って乾燥対策を徹底します。

特にネイルオイルは潤い力が高いのでお勧めです。

②横線とでこぼこ爪

爪の根元にダメージを与えたか、または栄養不足が原因で爪が正常に作られなかった場合に起こります。一度できた爪に横線が入るのではなく、最初から横線の入った爪が生えてきています。
どこかに爪をぶつけたという外的要因以外では栄養不足、不規則な生活が原因です。

甘皮の処理には特に注意しましょう。甘皮は本来は爪を保護するためにあるものなので、はみ出た余分なものだけをとるようにしましょう。

大事なことはバランスの良い食事を摂ることです。タンパク質と亜鉛を摂ることを意識してください。

・タンパク質の多い食材

肉・魚(するめ、煮干しなどが多い)、卵、乳製品、大豆

・亜鉛の多い食材

牡蠣・のり・しじみ・肉・納豆

③湾曲でこぼこ爪

爪が薄くなり、爪の先端が湾曲している症状は「卵殻爪(らんかくそう)」と呼びます。これは栄養障害や内臓疾患など、身体の内部の異常が原因です。まれに薬が原因で起こる場合もあります。

同じものしか食べない、絶食する、極端に食料を減らすなど、無理なダイエットはやめましょう。体重が減っても身体に及ぼす影響は重大です。栄養バランスのとれた食生活を心掛けましょう。

ダイエットの心当たりが無い方は、自己治療は難しいので、皮膚科または病院で診てもらいましょう。爪が非常に割れやすい状況なので放っておくのは危険ですし、何か異常があるという身体からのSOSサインの可能性が高いです。

季節の変わり目にはあれこれと不調なところが出てきやすくなります。たまには爪もよく見てみましょう。